両片思いとは、自分が気になる相手に好意を抱いていることが分かっているにもかかわらず、相手からの好意を確認できない状態を指します。つまり、お互いが気になっている状態が続くことを指します。女性だけでなく、男性にもありがちな状況です。
両片思いの状態では、2つの選択肢があります。
- 両片思いを脱却するために告白する
- 両片思いかどうかを見極めるためにアクションを控える
まず、相手に好意を告白するか、それとも黙っているかです。どちらを選ぶにしても、それぞれの選択肢にはメリットとデメリットがあります。
好意を告白する場合、相手が自分に好意を抱いているかどうかを知ることができるため、この両片思いの期間が終わる可能性があります。ただし、もし相手が自分に好意を抱いていなかった場合、友情も損なわれる恐れがあります。
黙っている場合、相手との関係を壊したくない場合があります。また、相手が知らないうちに自分に対する好意を発見し、あなたに向けるようになる可能性もあります。しかし、この状態に長期間いることは、ストレスや孤独感を与えることになります。
このように、両片思いでつらい思いをしているのであれば、いくつか改善できる方法を探ってみてみましょう。
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【両片思い あるある】方法
両片想いの二人が両想いになるためには、どういった改善方法が考えられるでしょうか。
両片思いから両想いになる方法1.友人に相談する
両片想いの二人の場合、二人は既に親しい関係にあることも多く、一つのグループとして共有の友人もいるのではないでしょうか。
そうした時、その友人からしてみれば二人が両片想いであることなど一目瞭然といったこともよくあります。
なので二人のことをよく知る友人に間に入ってもらえれば、二人の関係が変わるということは大いに考えられるのです。
両片思いから両想いになる方法2.二人の時間を増やす
なかなか二人の関係性が変わらないのであれば、二人きりの時間を増やしてみるというのも有効な手段です。
もともと好意を寄せあっている二人なんですから、二人きりになれる時間が多ければそこで互いの気持ちを確かめ合える良いタイミングにも巡り合えるかもしれません。
時間を増やすということは、チャンスを増やすということでもあります。
そもそも二人きりになって損をすることは無いわけですから、少しずつ距離を縮めていきましょう。
両片思いから両想いになる方法3.思い切って告白する
もしできるならば、思い切って告白してしまうというのもありでしょう。
それができないから両片想いのままということもできますが、告白して相手の気持ちを確かめるということは好きである限りいつかは踏み越えなければならないラインです。
もちろんタイミングはそれぞれの良いと思う時で、しかしいつまでも先延ばしにしていても変わらないというならば、どこかで思い切ることも必要です。両片思いから抜け出すタイミングを探ってみましょう。
【両片思い あるある】雰囲気
両片想いの二人とは、一般的にどういった雰囲気の関係が多いのでしょうか。
恋人同士ではなく、両想いでもなく、しかし片方の片想いでもない。そんな不思議な関係の雰囲気とは?
両片思いの雰囲気1.他の人たちといる時とは明らかに違う
両片想いということは二人は既に知り合っていることがほとんどで、基本は友人関係というのがもっとも多いケースでしょう。
しかしただの友人関係とは違います。
通常、好きな人と一緒にいる時って他の人とは明らかに態度が変わったりしますよね。
え、そんなに親しいの?と周りを驚かせることもあります。本当は二人とも好き合っているんだから、二人だけの時はまったく雰囲気が変わるでしょう。
両片思いの雰囲気2距離感が近い
たとえば恋人同士であれば、手をつなぐことも当たり前ですし、体を密着させているのもよくあることでしょう。
友人同士ではもちろんそんなことはしません。
ですが両片想い同士は、ある意味で距離感を測れない関係でもあります。
許されるならばどこまでも近づきたいけど、それは相手が受け入れるかどうか次第。
でも恋人同士でもないのに相手はどこまでも許してくれてしまう。そんな恋人でも友達でもない不思議な距離感が二人の間にはあります。
両片思いの雰囲気3.逆によそよそしくなることも
とは言え、二人は恋人同士ではありません。だからふと互いの距離の近さに気がついて、急に距離を置いたりすることもあります。
そして相手の気持ちがわからないからこそ、その距離を再び縮める方法もありません。
恋人とという大義名分もないのだから当然のことです。だから距離のあいている時間が少し長くなってしまうこともあるのです。
【両片思い あるある】診断
相手が自分のことを好きなサインって、どんなところにあるのでしょう。
両片想いの二人には気になるポイントですよね。
こうなったら両想いの可能性が高いというサインをチェックして、二人の関係を診断してみましょう。
LINEが終わらない
LINEの終わり時って難しいですよね。
これで最後、って思いながらまた相手が返してくるので、そこで終わるのもどうかなと思ってまた返して、さらに相手が返してきてなんてラリーが続いたりもします。
電話なんかでもあることですが、なぜこのラリーが終わらないのかと言うと、二人ともこの状況が続くことを悪く思っていないためです。
もしも相手にそんなに興味がなかったら、少しくらい冷たくなってもさっさと終わらせることだってありますよね。
だからいつまでもやり取りが続くということは、両想いである可能性は高いのです。
目がたびたび合う
何故か不思議と目がよくあう関係ってありますよね。
二人きりならば普通かもしれませんが、もっとたくさんの仲間内でいる時や、仕事の同僚だったら職場で、学生だったら教室で、やけに目が合うような関係があります。
なぜなのか。その答えは簡単で、互いに相手を目で追っているからです。
好きな人のことをつい目で追ってしまうというのは普通のことでしょう。
何をしているのか気になるということもありますし、いつだって見ていたいということもあります。二人とも相手のことをそう思っているのだから、自然に目は合ってしまうわけです。
【両片思い あるある】進展
ある程度の親しい関係が続いてきたら、そこからもう一段階先に進展させたいというのが恋をする人間の自然な感情と言えるでしょう。
そんな両片想いの二人の関係を進展させるならば、どのような方法があるのでしょうか。
遠出をしてみる
二人が既に友人関係であるならば、二人だけで会ったり、食事くらいはしているかもしれません。
そこからさらに発展を考えるならば、普段より少し目的地の距離を伸ばしてみるのはどうでしょうか。
本格的な旅行ではなく、もちろん日帰りで、半日くらいで簡単に帰ってこられる場所がいいでしょう。
綺麗な景色が見られるとか、話題になっているスポットなど、ちょっとしたことを理由付けしていつもより遠くに誘ってみます。
遠い場所は二人きりの時間が増えるだけでなく普段では見られない新鮮なものも多く、二人だけで経験する新しいことがたくさんあるはずです。
そういった体験を二人でしていくことで、自ずと関係も進展していくに違いありません。
恋愛の話をしてみる
恋バナというのは基本的に誰もが好きなものですよね。
単なる誰かと誰かとのうわさ話でもいいですし、芸能人の恋バナでも良いかもしれません。
そうした話をすることで相手の恋愛観をまず知ることができます。
その上で、二人で恋の話をしていくうちに、ふとその目の前にいる人間を意識することもあるでしょう。
ただの親しい友達から恋愛を考える関係になる時、そのタイミングは案外すぐ近くにあったりもするものです。
【両片思い あるある】特徴
両片想いの関係はただの友人関係とも、恋愛関係とも異なるものです。
本当は好き合っているのに、互いの気持ちには気がついていない。そんな関係にはどういった特徴があるのでしょうか。
気がつけばいつも二人でいる
二人きりで会うというわけではありません。
そういったこともあるかもしれませんが、頻繁に二人で会うようであれば、それはもう場合によっては付き合っていると言えてしまうものです。
両片想いの二人はそうではなく、仲間内など集団でいる時に、なぜか自然と近くにいたりするのです。
飲み会しかり、キャンプやバーベキューなどでもしかり。
互いに好意を寄せあっているのだから近くになってしまうのも当然かもしれませんが、それ以外にも二人でいると落ち着いたり、安心できたりする。
そんな居心地のいい空間が、きっと相手の周りにはあるのでしょう。
それできっと互いを自然と引き寄せ合っているのです。
実は周りはみんな気がついている
そんな二人の関係を、実は周囲のみんなはとっくに気がついているなんてことも両片想いの二人にはよくあることです。
二人の互いへの気持ちは周りはとっくに気がついていて、早く付き合っちゃえなんて思っていたりもしています。
ですが優しさなのか、やっぱり恋愛はデリケートなもので、二人の気持ちやタイミングもあるので、あえて急かしたりはせずに暖かく見守っていたりするのです。
もしかすると人によっては、面白がって放っておいたまま観察しているなんてこともあるかもしれませんが。
【両片思い あるある】意味
「両片想い」って、あまり耳慣れない言葉かもしれません。
これは二人の男女が、二人とも相手に対して片想いをしている状態のことを言います。
二人とも片想いならばそれは両想いでは? と感じるかもしれませんが、そこは微妙にニュアンスが違います。
両想いと言えば互いに相手のことを好きでいて、しかもそれを二人とも認識しているという形です。
つまり既に付き合っている恋人同士か、付き合う少し前の、互いの気持ちを確認し合った段階がそうだと言えますね。
対して両片想いはそれぞれに相手に対して片想いをしています。
ここで大きなポイントとなるのが、二人とも相手の気持ちについては認識していないということです。
ですから二人はそれぞれに自分のことを片想いだと思っているわけで、これが「両片想い」です。
なので片想い特有の、相手の気持ちがわからなくてモヤモヤしたり、他の異性と話しているところを見て胸が締め付けられるような気持ちになったり。
そんな片想いによくある行動や想いを二人が同時にしています。
言い換えるならば、片想いをしている二人が実は、その相手がお互いのことだったという構図とも言えますね。
周囲はそのことに気づいていることもあるのですが、人の気持ちの繊細な部分でもあるので安易に教えるわけにもいかず。
恋人ではない、でもただの友人関係でもない。そんな周りからしてみればとてもドキドキしてしまうような微妙な関係性が、他にはない両片想いというものだと言うことができます。
【両片思い あるある】原因
話だけ聞けば、人によってはなぜ付き合わないのかよく分からないということもあるでしょう。
お互い好き同士ならばさっさと付き合ってしまえばいい。なんなら周りがもう二人の気持ちを勝手に明かしてしまってくっつけてしまえばいいなんて人もいるかもしれません。
ですがそうなれないことにもそれなりの理由があり、周りも本人に任せるしかないという判断になっていたりもするのです。
二人とも自信がない
両片想いに限らず、積極的になれない恋愛の原因のトップに来るのは大抵がこれではないでしょうか。
自分に自信があるという人もそう多くはないかもしれませんが、特に恋愛に関して非常に憶病な人というのは少なからずいます。
特に恋愛経験が少ないと、自分なんかが好かれるはずがない、自分を好きな人がいるはずないなんて思ってしまいがちです。
しかもそれが互いにそうなのだから、なかなか踏み出せないのも仕方がないことかもしれません。
せめてどちらかが積極的であれば、何とかなることもあるのですが。
今の関係を壊したくない
両片想いの多くは、今は友人の関係にあるという状態でしょう。
それもただの友達ではなく、気が合って一緒にいる機会も多いような友人関係。
既にちょっとした買い物くらいなら二人きりで行っているかもしれません。
そんな関係が心地よいならば、もしも欲?を出して恋人になろうとして、今の関係が破綻してしまうかもしれないなんて考えることもあります。
告白をしてしまえば、もしも断られたら関係はそこで終わってしまいますよね。
それを恐れるがゆえに一歩を踏み出せず、現状のままということになってしまうのです。
【両片思い あるある】診断方法と進展と雰囲気まとめ
両片思いは、誰にでも経験があることです。成功するかしないかはそれぞれの状況によって異なりますが、行動しないよりも行動する方が良いでしょう。
また、両片思いは、恋愛に限らず、人間関係であれば何度でも起こるものです。自分からアプローチすることで、その静止状態を打破することができます。
大切なのは、それを上手に乗り越えることです。自分らしく積極的に、自分に合った方法を見つけていきましょう。