既婚者の方でも「結婚していても恋愛をしたい」、「不倫にならないごっこなら」と思ったりしたことはないでしょうか。
近年、「恋愛ごっこ」を楽しむ既婚者が増えているということをご存知でしょうか。
不倫をせずに恋愛ごっこを経験した私が「既婚者の恋愛ごっこ」とはから注意点について解説していきます。
本記事を読むことで、既婚者がリスクを理解し「恋愛ごっこ」で終わらせる方法が理解できます。
それでは、早速いってみましょう。
【既婚者 恋愛ごっこ】解説
この場合の対象となるのは結婚している既婚の相手ではなく、それ以外ということになります。
「婚外恋愛」と呼ばれることもあり、結婚という形自体は維持しながらも、別の相手と疑似的な恋愛を楽しむというものです。
具体的にはメールやLINEのやり取りをしたり、簡単な食事をしたり。
恋人同士に多く見られるものをそのパートナーとします。
そこからさらに先の関係へ進むかどうかは人それぞれですが、あくまで「恋愛ごっこ」であり、現在の婚姻関係自体は変えたくないと考えている人がほとんどだと言われています。
大人だからこそ割り切って結婚は結婚としつつも、新鮮な恋愛はまだ楽しみたい、そんな感情が「恋愛ごっこ」としての形を成立させているとも言えます。
ただし人間のすることですから、割り切ってそこまで高まっていく恋愛感情を抑えられるとは限りません。
時にどちらかの感情が抑えきれなくなって結婚生活の方に支障を及ぼして、最終的には家庭が崩壊するといったケースもあります。
また本人たちにそこまでの強い気持ちがなくとも、もしもメールのやり取りが結婚相手や子どもに見られてしまったり、一緒に食事をしている姿を友人や会社の同僚、近所の人などに見られてしまったら、周りは必ずしも「ごっこ」を理解してくれるわけではありません。
現実には浮気とまったく変わらないリスクが存在していることには注意を払っておくべきでしょう。
「ごっこ」は自分たちの言い訳にはなっても、他人への言い訳にはならないのです。
【既婚者 恋愛ごっこ】本気
このようにあくまで結婚生活は維持しながらも、若い頃の恋愛感情は楽しみたいという疑似恋愛的な行いが恋愛ごっこの基本姿勢です。
とはいえ、まったく気持ちのない相手、好みではない相手とであれば恋愛ごっこすら成立するはずもなく、そこでは当然相手も自分の好みであり、好きになれる相手ということになります。
ともなれば、そのまま気持ちが高まって本気になってしまうといった可能性も十分にありえることです。
本気にならないことは恋愛ごっこをする上での生命線であり、そこははっきりと線引きをしておく必要があります。
人の心というのは理性でセーブしきれるものではなく、一度燃え上がってしまったらブレーキが利かなくなってしまうことは数々の事例が証明しています。
この場合、「禁断の恋」「タブー」といったワードですら、本人たちの気持ちを盛り上げるスパイスの一つになってしまうのです。
そのため本気なってしまってからでは手遅れということが多く、まずは本気になる気配の時点から避ける意識を持つことも大切です。
本気を抑えられなくなれば、双方に家庭があればどちらの家庭も崩壊させ、誰も幸せにしません。
そうやって結ばれた本人たちですら、幸せになれない可能性だってあるのです。
常に互いに本気ではないことを意識し、家庭を第一ということをいつも念頭に置いておくこと、あくまで「ごっこ」であることを忘れずにいることは、この疑似恋愛に手を出す上で非常に重要なポイントだと言うことができます。
【既婚者 恋愛ごっこ】理由
ここまでの危険性・リスクがありながらも、恋愛ごっこをする既婚者たちはなぜそこまでして恋愛ごっこをするのでしょうか。
それには以下のような理由が考えられます。
いつまでも恋愛をしたい
人は恋をする生き物です。
恋愛関係は通常は結婚がそのゴールとも言えるものですが、結婚したからと言って恋を求める気持ちが無くなるものではありません。
普通であればその気持ちは結婚相手に向くものですが、しかし同じ家でずっと暮らしていればその気持ちが持続できなくなることもあるでしょう。
そうした気持ちから、外に恋愛を求めるのです。
今の家庭に冷めている
いくら愛し合って結ばれたとはいえ、ずっと同じ生活を続けていれば人はいつか退屈してきてしまうものです。
離婚をするというほどの大きな決断をするつもりはないが、しかし他の楽しみが欲しいと感じた時に、昔の新鮮な恋愛感情を再び味わいたいように考えて、
恋愛ごっこをするということもあります。
刺激に飢えている
恋愛をするということ自体ももちろんですが、家庭や周囲に隠し事をするというのはリスクがあるのと同時に一種のスリルも味わうことができます。
そうした本来してはいけないことをしているという後ろめたさ。それも刺激となって、もしも退屈な日常を過ごしているならば、病みつきになってしまう理由の一つにはなります。
日常に退屈しているあまり、つい万引きなどの犯罪行為に手を染めてしまう人もいますが、こうした行為も犯罪でこそないものの、やはり後ろめたさが一つの刺激となり、ハマってしまう人もいるのです。
【既婚者 恋愛ごっこ】遊び
恋愛ごっこは、もちろんその名称が示しているように「遊び」であることが基本です。
むしろ遊びであることを意識し続けなければ、あっという間に目先の快楽や感情に溺れて、周りの人たちも含めて不幸にしてしまうでしょう。
そもそも周りに迷惑をかけそうなことであるならば遊びですらするべきではないと考える人も多いと思われますが、それでもついついしてしまうのが遊びというものです。
もしもそのことを知った周囲の人から行為を咎められた際に、「遊び」を言い訳とするならばあまり良い顔をされることは無いかもしれませんが、しかしそれでも遊びであることを意識しておくことは大切でしょう。
「遊び」とはその行為の免罪符になるものでありつつ、そこから先の「本気」へと踏み込ませないための自身へのブレーキともなるものです。
また自身にも強く肝に銘じさせておくべきものであり、なにかの危険な気配を感じたならば、すぐに手を引けるようにしておくことも大切です。
少しずつ深みに嵌っていく自分自身を騙すための免罪符にしてはいけません。
しょせん遊びだからこそ、その気になればいつでもやめられる、そしてやめるべきものであるということは意識しておく必要があります。
それは相手にとっても同じで、あまりに相手に対して「遊び」を強調しすぎれば関係も冷めてしまうので、なるべく使いたくないという人もいるかもしれませんが、自分のブレーキが利いても相手もそうだとは限りません。
相手に対しても、常にアピールしておくことは必要だと言えます。
【既婚者 恋愛ごっこ】注意点
恋愛ごっこにおいて注意するべき点は大きく二つに分けられます。
一つは気持ちが本気になりすぎないこと。そしてもう一つは周囲にバレないことです。
恋愛ごっこはあくまで疑似恋愛であり、恋愛そのものではありません。
恋愛の雰囲気を楽しむことが目的なので、そこで本当の恋愛になってしまわないように気をつけることが重要です。
相手にとってもそれは同じで、こちらが疑似恋愛のつもりでも、相手はもしかしたら最初から本気だったということもあり得ます。
まずは最初に相手ともこれが「恋愛ごっこ」であることを十分に確認し合っておき、また本気になってしまいそうな危険のある性格かどうかを見抜くことも大切です。
いくら好みのタイプの相手であったとしても、もしも危険を感じたならば早めに身を引くことも重要になってきます。
できることならば相手のプライベートには踏み込まず、住所やSNSなど、個人が特定できる可能性のあるものは明かさないようにしておくのも良いでしょう。
そしてもう一つ。
もしも周囲にこのことがバレてしまえば、「恋愛ごっこ」だなどという言い訳は通用しません。
周囲から見れば明らかに浮気であり不倫であり、許されないことです。
たとえ本当に体の関係などがないとしても、そうした行為を隠していたという時点で相手が信じてくれる可能性は低いと考えていいでしょう。
そのためには知り合いなどに会う可能性のある地元では合わないようにすること。
そして家族などに怪しまれはじめたらすぐに関係を断つことも考慮に入れておくべきです。
【既婚者 恋愛ごっこ】不倫
恋愛ごっこ、疑似恋愛と言いつつも、既婚者による本来のパートナー以外との関係は周囲から見れば不倫と何ら変わりはありません。
線引きはそれぞれであり、恋愛ごっこをしているつもりの本人からしてみれば不本意な点もあると思いますが、不倫かどうかを決定するのは本人たちではなく、主に周囲の人々にあるという自覚は必要でしょう。
具体的に不倫かどうかの線引きとしては、まず肉体関係があればアウトとする人が多いです。
次にキスやハグなどの行為。ハグ自体は人によっては許容できることもありますが、キスに至っては例えばお店などで飲んでいる時の勢いであれば、それ自体が咎められることはあっても不倫と思われることはあまりないでしょう。
しかし会うたびにキスをしているような常習的なものであれば、不倫と考える人は少なくないはずです。
食事も同様で、たまに毎回違う相手と食事に行っている程度ならば、パートナーはもちろん良い気分ではありませんが不倫とはならないでしょう。
メールやLINEなどのやり取りはどうでしょうか。
異性とそうしたやり取りをすること自体はそう珍しいことではありません。
しかし内容が愛を呟き合っていたりしたら、不倫でないとは言い切れないでしょう。
パートナーに見せても平気な内容かどうかというのは一つの基準になると思います。
またこれらはあくまで本人たちか、周囲の一般的な考えを示しているものであって、自分自身の家族にとってどうかという話ではありません。
家族からすればどれも基本的には看過できないものであり、大きなくくりで言えば不倫とすることもできるでしょう。
恋愛ごっこは不倫ではない。というのは、あくまで本人たちの欺瞞を含むものであるという自覚は必要です。