「友達として好き」「友達としてなら」と言われて振られた場合、どう受け止めていいのかわからず戸惑ってしまうことも多いですよね。
「あなたのことが好きじゃない」とグサっと心に突き刺さる言葉よりも、まだ救われる言い方ですが振られたという結果はかわりません。「友達として好き」と言われると、多くの人が複雑な気持ちになるでしょう。この記事では、そうした状況における心の整理方法や、次のステップについて詳しく解説します。
あなたが、今後どのように気持ちを整理していくか、対処していくべきかの道しるべになれば幸いです。
本記事の内容
- 友達として好きと言われた場合、この恋愛はあきらめるべきか?
- 友達として好きと言った相手の本音
- この恋愛に逆転はある?
- もう一度告白する場合のアドバイス
- 高校生がフラれた場合の心理
- 男性がフラれた場合の心理
この記事を読むことで相手の気持ちを理解しつつ、「友達として好き」と言われたあなたはどのように行動すべきかがわかります。
それでは早速解説していきます。
友達として好きと振られた恋愛はあきらめた方が良いの?
振られてしまった以上はあきらめるのが最善、とは理屈の上では言うこともできますが、実際に好きだった相手を簡単にあきらめられないというのも自然なことです。
こうした場合、行動は大きく以下の3つに分けることができるでしょう。
これまで通りの友達に戻る
もしもこれまでも友人関係で、告白したことで二人の関係がギクシャクしてしまうとしたら、それはきっと相手にとってもつらいことであるはずです。
「友達として好き」も本音であるならば、元通りの友人関係に戻れるのが双方にとって一番いい形であるとは言えます。
ただ相手がそう望んでいても自分が気持ちを抑えられるかどうかは別の話で、もしかするともっと苦しい思いをしてしまうかもしれません。
あきらめずにアプローチを続ける
一度告白をしてしまった以上は、もう元の友人関係にも戻ることは難しいと考えるのが普通でしょう。
ならば気持ちを無理して抑えることはやめて、あきらめずにアプローチを続ける。
もちろんストーカーのようになって相手が嫌がるまでしつこくするのはいけません。
なぜ異性として好きになってはもらえなかったのかを考えながら、自分を変えていくことも大切です。
感情を整理する
振られた際のショックを受け入れ、自分の感情を整理する方法を学びましょう。時間をかけて自分を許し、前向きに考えることが大切です。
友達として好きと言われた後、恋愛感情を抱いてしまった場合、振られた時のショックは大きいかもしれません。しかし、ここで大切なのは、自分の感情を受け止め、整理することです。
ショックを受け入れることは、決して簡単ではありません。しかし、無理に気持ちを押し殺そうとするのではなく、悲しみや怒りなど、自分の感情を認め、受け入れることから始めましょう。
そして、時間をかけて自分を許し、前向きに考えることが重要です。過去の恋愛に囚われず、未来に向けて進んでいくための第一歩を踏み出しましょう。
あきらめて新しい恋に生きる
相手を忘れられるならば、きっぱりと関係を解消して新しい恋を探すというのも一つの方法です。
あえて嫌いになる必要はありませんが、友達として近くに居続けることがつらいほどの恋もあるはずです。
そんな時には思い切ってすべてを振り切り、より魅力的な異性、より楽しい恋を求めていくのも良いのではないでしょうか。
友達として好きと言ってきた本音は?
「友達として好き」と振った場合、その振った側の本音にはどういったものが考えられるでしょうか。
異性としての魅力は感じなかった
どれだけ「いい人」であっても、異性としての魅力が感じられないことってありますよね。
男性ならば女性に可愛らしさ、女性ならば男性にたくましさを求めたりすることもあり、それは逆に友達にはなりにくい強い癖になっていることだってあります。
友達だったら話が合う、一緒にいて落ち着く、愚痴を聞いてもらえるなどが嬉しいことだと思いますが、魅力を感じる異性はそれだけではありません。そうしたものが、あまり感じられなかったのかもしれません。
他の断り方が思い浮かばなかった
少し残酷ではありますが、本当は友達としてもそれほど興味はないのだけれど、相手を傷つけないため、あるいは逆恨みされないためにはっきりとした振り方を避ける人もいます。
そうした人にとって「友達」は便利な言葉で、非常に幅が広く、親友のような関係もあれば、顔を合わせた時に挨拶する程度の関係もあります。
そんな体のいい断り文句として使われた可能性もあります。
付き合う気はないが、手放したくもない
本当に友達としてはかなり認めているということもあるでしょう。
話しやすくて、一緒にいて心地良かったり、楽しいということもあるかもしれません。
けれど付き合うほどではない。あるいは他に好きな相手がいて、その相手がダメだった時のキープ用に…ということも。
今付き合う気はないけれど、離れたくはない、そんな本音があるのかもしれません。
友達として好きと振られたけど逆転の可能性はある?
基本的に一度は振られていますから、今後付き合える可能性はそれほど高くはないでしょう。
それでもなんとか逆転したい!と考えているならば、以下のことに気をつけてみましょう。
友達関係は続ける
「友達として好き」と言われたならば、まずはそのことに関しては文字通り受け止めるべきです。
人として嫌いとか、顔も見たくないといった気持ちはないということでしょう。
少なくとも「好き」とは言われているので、その言葉は大切にしておきたいところです。そして関係性を離しすぎないことによって、好感度をキープし続けることもできます。
しつこく告白はしない
好きという気持ちが募りすぎると、ついたびたび告白をしてしまいがちです。
強い気持ちを抑えることは難しいかもしれませんが、相手からしてみれば何度も告白されて、何度も振らなければならないのは精神的にも相当な負担があります。
あまりにしつこければ避けられたり、逆に嫌われてしまう可能性だってあります。
まずは友達として、相手を傷つけないということに重点を置きましょう。
振られたらあきらめる選択肢も
そしてここぞという時に告白をして、それでもダメだったら、最後にはあきらめる覚悟を持つことも大切です。
たとえば2度3度告白をしてダメだったら、その先も成功することはまずありません。
さらに先ほども述べたように、あまりにしつこい告白は相手も傷つけてしまいます。
自分だけでなく相手のことも考え、そして二人の将来のためにも、あきらめるという選択肢も心の隅に置いておきましょう。
告白のアドバイス
もしもあきらめきれずに再び告白するならば、どういったタイミング、どんな告白が良いのでしょうか。
以下のようなことを参考にしてみてください。
告白のアドバイス1:何もないまま告白しても結果は変わらない
たとえば相手の気持ち、自分との関係性、そして自分自身。
これらに何の変化が見られない内に再び告白をしても、おそらく結果は変わらないでしょう。
好きな気持ちを抑えることは難しいかもしれませんが、相手もずっと同じままのわけではありません。もしかすると何かの経験によって考え方が変わったり、貴方への気持ちが変化することはあるかもしれません。
無闇に告白するのではなく、そうしたタイミングを待つことも大切です。
告白のアドバイス2:適度な距離感を保つ
再び告白するつもりがあるならば、まずは友達としてある程度の距離は保っておくのが良いでしょう。
離れてしまえば相手の気持ちももっと離れてしまうかもしれませんし、自分のいない別の新しい友達関係を作ってしまうかもしれません。
しかし近すぎるのも相手を引かせてしまいます。離れすぎず、近づきすぎず、適度な距離感をキープしましょう。
告白のアドバイス3:自分を変える
振られたことには何か理由があるはずです。
少なくとも恋人として、異性として見るには何らかの足りないものか、あるいは短所があったのかもしれません。
自分をより魅力的な人間として磨くことも重要です。自分を磨いて、いっそ相手から告白されてしまうくらいの魅力を身につけることだってできるでしょう。
友達として好きと振られた高校生の場合
高校生は恋愛の全盛期です。
大学生や大人よりも恋愛が生活の中で占めている割合は高く、恋に悩んでいる高校生たちは多いことでしょう
人間関係のほとんどは同級生で占められているので友人もたくさんいて、その中で恋愛感情が生まれることだって日常です。
どこにも言うことのできない悩みがネットで語られていることも多く、相談サイトなどでも高校生の赤裸々な恋の悩みをあちこちで見ることができます。
そうした中にはやはり、「友達として好き」と言って振られたという悩みも多く、日々様々な人が相談に乗っています。
ただ一方で、友達だから告白できなかったというタイプの悩みも少なくありません。
つまり「友達として好き」という振られ方を知っているからこそ、今の友達の関係を壊したくない、告白することで友達ですらいられなくなってしまうのが怖いといった悩みを抱え、結局は告白しないという例も多いようです。
告白される側ももちろんですが、告白する側も友達関係すら壊してしまうというのはできれば避けたいことですよね。まして高校生ならばその後も毎日学校で顔を合わせる可能性もあるわけですから、告白には相当の勇気が必要です。
そう考えてみると、相手の「友達として好き」という振り方にも、その後の高校生活を壊したくないといった気持ちや、優しさも込められているのかもしれません。
友達として好きと振られた男性の心理
では逆に、「友達として好き」と振られた側の心理にはどのようなものがあるのでしょうか。
男性の心理1:ただただ悲しい
まずは振られたということで、振られ方の内容に関係なくただただ悲しい、あるいは恥ずかしいといった感情があるでしょう。
好きな相手に一大決心をして告白して振られたのだからそれも当然です。
まずは落ち込み、そして告白の仕方や、告白をしたこと自体にも後悔することはあるはずです。
そしてもしもそれが周りに知られていたら、次の日から学校や職場に行くのも恥ずかしくなってしまうかもしれません。
男性の心理2:あきらめきれない
悲しさとは別に、振られたことそのものより相手を諦めきれないといった気持ちのほうが強いタイプもいます。
そうした人は恥ずかしさなどよりは、自分の中の気持ちを抑えきれずにまた告白したいと考えることもあるでしょう。
ただただ好きという気持ちが強く、ある意味で純粋な性格だとも言えるかもしれません。
男性の心理3:もう近くにはいられない
振られた相手と近くにいられないという心理には、一緒にいることがつらいからという場合と、プライドが許さないからというタイプがいます。
前者は振られたことを受け入れつつ、好きなのに付き合えない相手と近くにいることが耐えられず、いっそもう離れてしまいたいと思うタイプ。
後者は振られたことにプライドを傷つけられ、もう顔も見たくない、あるいは自分を振った相手と近くにいることが許せないというタイプです。
両者はタイプはまったく異なりますが、もう元の関係に戻ることは難しく、友達関係も解消するしかないという点では共通するものがあります。